03.9.18
「環境問題を勉強する会」の呼びかけ
20世紀後半の経済活動は、私たちにモノの豊かさと便利さをもたらしてくれました。
しかしその結果、私たちはいくつかの重大な問題を抱えることとなりました。そのひとつ
に環境問題があります。
オゾン層破壊、地球温暖化、大気汚染による酸性雨や健康被害、熱帯雨林と種の多様性
の喪失、農地の荒廃と砂漠化、農薬や内分泌かく乱物質などによる地球規模汚染、水質汚
濁などによる水不足、資源とエネルギー源の枯渇、都市環境の破壊、大量の廃棄物、放射
性廃棄物による汚染の可能性、貧困と飢餓の拡大、テロや戦争の頻発・・・。そして工場
跡地汚染、産業廃棄物の不法投棄などに見られるように、かつての公害問題も残っていま
す。
人類は差し迫った状態に置かれています。地球環境を保全する、持続可能な経済と生活
はどのように創り出せるのでしょうか。私たちもこの問題に関わりたいと思います。まず
お互いの問題意識を交流しましょう。そして何よりも勉強し合いましょう。その中でそれ
ぞれがやるべき課題が見つかることでしょう。このようなサークルとして「環境問題を勉
強する会」への参加を呼びかけます。
飯田 洋治
林 正幸
第1回例会
日時:11月22日(土) 13:30 〜16:30
場所:「林ラボ」(地図略)
内容:お互いの問題意識の交流
持っている情報の紹介
「地球白書2003−4」の紹介(林まさ)
私たち(呼びかけ人)は、かつて公害調査の会で一緒に勉強した仲間です。
「公害調査の会」について(歴史)
1969年に、高校の理科教師を中心に「公害調査の会」が結成されました。この会は
「何のために理科を勉強するのか」という生徒の問いかけに答えようとする中で、折しも
顕在化し始めていた公害問題に目が向き、まず何よりも教師自身が学習しようとスタート
しました。
当時は関連の書籍はほとんどなく、学習は、自らの情報を交流したり、自ら現地調査し
たり、自ら講師を捜したりすることでした。その中で三島沼津石油コンビナート反対運動
の西岡さん、名古屋大学医学部公衆衛生学教室の大橋さん、名古屋工業試験所の今井さん
などと知り合いました。
さらに学習は、住民運動に参加することにもつながりました。中でも1969年に始ま
った北区セロハン公害反対運動は、2つの工場を移転と廃業に追い込むという、全国的に
見ても輝かしい成果を上げました。そして「科学で武装する」という合い言葉も生まれま
した。
また1971年に県レベルの住民組織の協議会として誕生した愛知公害調査の会は、
1000を越える地点での硫黄酸化物調査をくり返し実施して、汚染の実態を明らかにし
たりしました。そして全国に爆発的に拡がったさまざまな公害反対の動きは、行政にも大
きな影響を与え、現在につながっていると確信しています。
このような体験を積み重ねる中で、授業などで公害問題や科学のあり方を問う多くの実
践が生まれました。そして1971年に全国レベルで結成された「公害と教育」研究会に
も参加し、富士、四日市、水俣、陸奥小川原に出かけ、交流しました。
林 正幸と主万子の始めの
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