97.5.24
事務局:林 正幸
MOLの会通信97−5号
(今回は船橋さんに通信を作成してもらいました。)
参加者は以下の8名でした。
鹿野 澤田 船橋 岡田
村山 河合 下田 鈴木
1.ボイルの法則(船橋)
これは奥谷さんが以前話していたように記憶していますが、PETボトルの中に注射器
(口は密封されており中に空気が入っている)を入れます。そしてペットボトルに空気を
注入し2気圧になると注射器の目盛りも1/2になるというものです。
2.単レンズカメラ(船橋)
これは昨年の科教協・大阪大会のお楽しみ広場で紹介されていたものです。使用した凸
レンズは、焦点距離が340mmと非常に長く、レンズ径も55mmあるため明るいカメラが
出来上がりました。私は段ボールの一方の壁にレンズを、34cm離れた反対側の壁にトレ
ーシングペーパーを貼り付けました。凸レンズは1枚100円程度での入手先は以下の通
りです。
(株)大和科学教材研究所
大阪市平野区流町4−6−13
Tel.06-709-2864
3.分子運動をみる(下田)
ポカリスエットのようなPETボトルの中に熱湯を少し入れ、全体を暖めたあとお湯を
捨て、すぐにふたをします。1分程たつと突然「ボコッ」と音をたててつぶれます。炭酸
飲料のPETボトルでもやって見ましたが、お湯を入れると変形してしまい具合が良くあ
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りませんでした。東海TV木曜日12時45分「わらっていいとも」でやっていたそうで
す。
4.夕焼けはなぜ赤く見えるのか(下田)
PETボトルに石鹸水(豆乳をうすめたものなど)を入れ、底の方から光を当てます。
最初は40Wの白熱球で挑戦しましたが、うまく行きません。そこでOHPの光源を使っ
たところ、底の部分が青色に、口の部分が赤色になって見えます。これは波長の短い光が
コロイド粒子によって散乱されて青く、波長の長い光は通過して赤く見えるのでしょうか。
5.酸化・還元を色の変化で(船橋)
前々回のモルの会で「ビタミンCでイソジン液を還元(色が消える)」が紹介されまし
た(名東高・岡田)。今回はこれを利用したものです。500mlビーカーに水を400
ml程入れ、その中に過酸化水素水20mlを入れます。そしてイソジン液をたっぷりい
れ、赤褐色の溶液にします。その中へビタミンCを少量入れるとスーッと色が消えて無色
透明になります。しかし今回はH2O2が入れてあるため徐々に酸化が進行し、30秒程た
つと再び赤褐色になってきます。そこで再びビタミンCを少量追加すると再び無色透明に
なります。この操作は何回でも繰り返し可能なため、酸化・還元という可逆変化を簡単に、
しかも色の変化で確認できます。
6.粉糖による粉塵爆発(燃焼)(船橋)
かつてモルの会の例会で「小麦粉を使った粉塵爆発(燃焼)」(尾西高・林)が紹介さ
れました。今回はシュークリームなどにふりかけてある粉糖(砂糖を細かくしたもの
500gで350円)を使用しました。学校で使用している標準より大きめで、半透明な
薄いごみ袋を使用したところ、ゴミ袋の中に一瞬火の玉が発生したのがよく見え、そのま
ま天井まで上昇していきました。粉糖は乾燥等の操作を必要としないため、そのまま使用
できる点が便利です。
7.空き缶立体周期表(河合)
仮説社から出ている立体周期表を机の上においていましたが、紙なので壊れやすいとい
う難点がありました。そこで周期表を適当に縮小・拡大して空き缶にかぶせるようにした
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ところ、丈夫な立体周期表が出来上がりました。マーカー,色鉛筆で色塗りするととても
きれいなペン立てになります。コピーした周期表は、教科書および「原子とつきあう本」
(仮説社)です。
8.役に立ちそうな本の紹介(河合)
さえら書房から出版されている以下の本が使えそうです。シリーズもので全10巻(一
冊1300円)です。
「炭と墨の実験」「使い切りカメラの実験」「ティッシュの実験」
「ポリ袋の実験」「砂糖と塩の実験」「ストローの実験」
「コインの実験」「コップの実験」「牛乳パックの実験」
「のりの実験」
9.青年海外協力隊(村山)
「フィリピン現職理数科教員へのプラクティカル・ワーク・アプローチによる授業研
修」に参加しました。フィリピンは6−4−4制教育システムをとっており、中等教育
が短い状況です。中央では実験室・器具・薬品等かなり充実してきているものの、地方
での施設は不十分で大きな格差があります。そのため中央での研修が地方では生かされ
ないなど多くの課題があります。
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