エステル化とけん化
[a]酢酸エチルの合成
(1)乾いた太い試験管に、酢酸8mlと濃硫酸2mlをこの順に入れて振り混ぜる。
(2)これにエタノール8mlを加えて振り混ぜ、200mlビーカーに湯を7分目とっ
てこれに3分ほど浸ける。
(3)他方で炭酸ナトリウム4gを計り、また300mlビーカーに水約30mlと氷1
ブロック(10〜20g)を入れて待つ。
(4)反応混合物をビーカーに注ぎ、少しずつ炭酸ナトリウムを加えて振り混ぜる。
注意:一度に加えすぎると、しぶきが飛んだり泡が噴きこぼれたりしてできた酢酸エチル
が失われる。
(5)泡がほぼ収まったら全体をもとの試験管にもどす。
(6)2層に分かれ上層が酢酸エチルなので、これをピペットで採って脱脂綿に染み込ま
せ、広告のカラー印刷を拭き取ってみる。
[b]やし油から石けんをつくる
(1)太い試験管に5mol/l水酸化ナトリウム10mlとエタノール10mlを入れて
振り混ぜる。
(2)これにやし油10mlを加える。
(3)この試験管をさかんに振り混ぜながら、断続的に中火で加熱し、反応混合物が少し
沸とうないしその直前の状態であるように維持する。
参考:指に「ジリジリ」という感触があったら炎から離して振り続ける。混合すると反応
熱で温度が上昇することもあるが、沸とうしないとみるや試験管を炎に入れる。
(4)混合物が一層になって透明になってからさらに3分以上、同様の加熱を続ける。そ
のあと、少しエッセンスを加える。
(5)他方で200mlビーカーに水約50mlを入れ、ポりコップで食塩18gを計っ
て加え、ガラス棒でかき混ぜて溶解させておく(全部が溶けなくてもかまわない)。
(6)この飽和食塩水に反応混合物を注いでかき混ぜる。
(7)温度が下がると全体がペースト状になるので、これで手を洗ってみよう。
(8)残った石けんはそのまま教卓にもどす。
林 正幸と主万子の始めの
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