04.11
(林 正幸)
「色と光であそぼう」メモ
でんきの科学館の「なるほどサイエンス」の04年11月の企画のメモです。1回の時
間は30分です。鈴木とし、林まさ、船橋で取り組みました。
[1]紫キャベツとタマネギの皮の色素の抽出
(1)紫キャベツをちぎって入れておいた200mlビーカーに、熱湯100mlを注ぎ
加熱する。
参考:紫キャベツはひたひたになる程度に入れる。
備考:アルコールランプを使用した。
熱湯は電気ポットを利用した。
(2)タマネギの皮を詰めておいた500mlビーカーに、熱湯500mlを注ぎ加熱す
る。
参考:ときどき割りばしで皮を沈める。
いずれも沸とうしてから数分は加熱する。
備考:染色液は温度が高い方がよい。
(その間に)
[2]赤ワインが次々に別の飲み物に
<事前準備と反応>
「赤ワイン」水3[l]に、3mol/l硫酸50ml、過マンガン酸カリウム耳かき1杯
(0.03g)、塩化鉄(V)六水和物1gを順次溶かす。1回約1[l]をペッ
トボトルに入れる。
「麦茶」200mlポリコップにヨウ化カリウム薬さじ1杯
酸性過マンガン酸カリウムとヨウ化カリウムでヨウ素(褐色)
「青汁」ポリコップにヘキサシアノ鉄(U)酸カリウム耳かき1杯と3%過酸化水素1ml
塩化鉄鉄(V)とヘキサシアノ鉄(U)酸カリウムで緑青色(沈でん)
酸性過マンガン酸カリウムは過酸化水素で脱色
備考:過酸化水素は直前に入れる。
「ビール」ヨウ化カリウム薬さじ1杯と炭酸水素ナトリウム薬さじ1杯とママレモン1滴
麦茶に加えて、硫酸が炭酸水素ナトリウムと反応して二酸化炭素を発生し、洗
剤により泡立つ。
「コーラ」チオシアン酸カリウム薬さじ1/2と炭酸水素ナトリウム薬さじ1/3
塩化鉄(V)とチオシアン酸カリウムで血赤色
硫酸と炭酸水素ナトリウムで二酸化炭素がほどよく泡立つ。
備考:塩基性では反応が起こらず、茶色(水酸化鉄(V))になるので炭酸水素
ナトリウムは控え目
「サイダー」炭酸水素ナトリウム薬さじ1/4と3%過酸化水素1ml
コーラの泡立ちに加えて、硫酸酸性では鉄(V)イオンの色がほぼ消える。
備考:鉄(V)イオンの色は弱酸性では黄褐色が濃くなる。
塩酸酸性では色がやや消えにくい。
5つのポリコップに3cmほどのガラス棒(または小さいビー玉)を入れ、下から順に重
ねておく。
(1)「麦茶」のコップに「赤ワイン」を注いでいくと、「麦茶」に変わる。
(2)以下同様
備考:コップの底を手で隠したり、タネを見せたり。
札幌市青少年科学館のホームページを参考にした。
[3]紫キャベツの色素(アントシアン)の変色
<事前準備>
紫キャベツと200mlビーカー3ケ
試験管9本と試験管立て(中央に1本、これと離して両側に4本ずつ)
5mlピペット ×3
酸用、塩基用、キャベツ煮汁用
200mlビーカーと水道水
1mol/l塩酸、2mol/l水酸化ナトリウム
白色のボード
備考:塩基側では色素を加えてすぐの結果は2mol/lが、山吹色、緑黄色、緑色、青色
ときれいである。しばらく観察する場合は時間と共に変化するので1mol/lがよ
い(またpHを教えたい場合はこちらで!)。
(1)左端の試験管に塩酸を2/3までを注ぐ。
ピペットで2mlを隣の試験管に移し、水を2/3まで加え、ピペットで混ぜる。
その2mlを隣の試験管に移し、以下くり返し。
(2)右端の試験管に水酸化ナトリウム水溶液を2/3まで注ぎ、以下同様。
(3)中央の試験管に水道水を2/3までを注ぐ。
備考:酸と塩基の希釈は2人で手分けして時間を節約する。
(4)煮汁を茶こしを通して別のビーカーに移す。
(5)左端の試験管から順に、ピペットでキャベツ煮汁4mlを注入する。
(6)右端の試験管から順に、キャベツ煮出し汁4mlを注入する。
(7)中央の試験管にも注ぐ。
備考:勢いよく注入するに留めると、グラデーションがきれいである。
とくに塩基側は色を予想させる。
[4]タマネギの皮の色素(ケルセチン)による染色
<事前準備>
タマネギの皮と500mlビーカー2ケ
1[l]ビーカーと水道水 ×3
使い捨てゴム手袋
200mlビーカー ×6
3つは次の媒染液100mlを入れておく。
5%ミョウバン(結晶水を含むパーセント)
5%塩化カルシウム(結晶水を含むパーセント)
お歯黒液(食酢に鉄粉を入れてかき混ぜ、2,3日放置し、吸引ろ過して、2倍に希
釈する)
さらし(23×23cm) ×3
(事前に洗濯してのりをとっておく)
使い捨てゴム手袋
備考:こちらはキャスターつきテーブルに準備した。
見本は、市販の焼きミョウバン(漬物用)、押入の除湿剤、食酢と鉄くぎ数本
(1)煮汁をビーカー3つに等分する。
(2)さらしをミョウバン水溶液に浸け、しぼってからタマネギ煮汁に浸ける。これをも
う一度くり返す。
(3)ビーカーの水道水で洗って、黄色に染まったことを見せる。
(4)塩化カルシウム水溶液では、橙色に染まる。
(5)お歯黒液では、黒色に染まる。
備考:回数が少ないので、後2者では色が薄い。
[5]色が消えるこま(おみやげ)
<事前準備>
板目紙に直径50mmの円を扇形に6等分した図を多数印刷し、切り取って千枚通しで中
心に穴をあける。
30mmに切ったマッチを通し、頭と円板を木工ボンドで接着しておく。
赤、緑、青色の蛍光ペン
見本に、円板の扇形をひとつおきに、赤、緑、青色に塗り、ハンド扇風機に固定する。
比較のために、ひとつおきに赤のみ、緑のみ、青のみを塗ったこまも準備する。
(1)はじめに単色のこまでは色が消えないことを見せる。
(2)ところが3色のこまは色が消える。
(3)こまと蛍光ペンを配り、扇形をひとつおきに、赤、緑、青色に塗らせる。
(4)まわすと色が消える。
参考:明るいところでまわすようにする。
注意:マッチをすらない。
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