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CO2 + H2O ―→ H2CO3
これはかなり弱い酸だが、BTBなら黄色に変色して酸性を示す。
ところが同じ割りばしでも、その灰は塩基性を示す。植物にはカリウム元素が含まれて
おり、そのことは肥料の三要素が窒素、リン、カリウムであることからも窺える。これは
燃焼により炭酸カリウム(K2CO3)となり、BTBを青色にする。
生徒は同じ割りばしから、酸と塩基の両方がつくれることに興味をもつ。
炭酸カルシウム製のチョークをバーナーで焼くと、一部が酸化カルシウムになり、これ
は次のように水と反応して水酸化カルシウムになる。
CaCO3 ―→ CaO + CO2
CaO + H2O ―→ Ca(OH)2
水酸化カルシウムは強塩基であるので、ユニバーサル指示薬を加えておくとpH=10の
紫色を示す。これに対して炭酸カルシウムも塩基性だが、これはpH=8の深緑色程度に
留まる。
フェノールフタレインは時間が経つと同じ結果になってしまうが、ユニバーサル指示薬
を使うと、炭酸カルシウムの結果があとで塩の加水分解に利用できる。
この実験では、身近なものを材料にしていることも重要である。
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(5)さらに反応溶液を、2本の試験管にそれぞれ3、4cmの高さに注ぎ、一方に35
%過酸化水素2滴を加える。
(6)両方の試験管に2%塩化バリウム水溶液2mlを加えて振り混ぜ、様子を観察する。
[b]割りばしから炭酸と水酸化カリウムをつくる
(1)集気びんなどを水洗いして、改めて水約25mlとBTB0.5mlを入れる。また
50mlビーカーにも水約25mlとBTB0.5mlを入れる。
(2)割りばし半ぜんを、その先をバーナーの炎に入れて点火し、その部分を集気びんに
差し入れ、ガラス円板でできるだけふたをして、燃焼させる。
(3)火が消えたら取り出し、ガラス円板でふたをして振り混ぜ、様子を観察する。
(4)割りばしの方はもう一度点火して5cmほどをできるだけ完全に燃焼させ、灰を準
備したビーカーに落とすようにする。
(5)その後、ビーカーを振り混ぜ、様子を観察する。
[c]チョークから水酸化カルシウムをつくる
(1)試験管2本にそれぞれ、水3、4cmとユニバーサル指示薬5滴を入れる。
(2)チョーク(炭酸カルシウムチョーク)を半分に割って一方をそのまま試験管に投入
して振り混ぜ、様子を観察する。
(3)もう半分を銅線の先に固定し、1分間ほどバーナーで強く加熱する。
(4)続いて1分ほど放冷したら、残りの試験管に投入して振り混ぜ、様子を観察する。
参考:ユニバーサル指示薬の変色とpH
色 赤 橙 黄 黄緑 深緑 青紫 紫
pH 4 5 6 7 8 9 10
> 酸性 > 中性 < 塩基性 <
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C 各実験机に持っていくもの(10〜11こ)
・割りばし半ぜん
・チョーク(3cm)
(炭酸カルシウム製のもの。表面のコーティングを紙やすりで削っておく。)
・燃焼さじ
・マッチ、燃えがら入れ
・集気びん、ガラス円板
・50mlビーカー
・試験管4本と試験管立て
・銅線(30cm)
D あとで教卓に取りに来させるもの
・ユニバーサル指示薬
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