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斜方輝石ではこの陰イオンの相手をするのは、共に2価の陽イオンのマグネシウムイオ
ンと鉄(U)イオンである。したがってこの組成式は
(Mg,Fe)SiO3
と書き表される。両イオンの組成は様々である。これらの陽イオンは正四面体に1つずつ
配置して、2つの酸化物イオンとイオン結合を形成する。そして陽イオンは稜の中点に接
近していると考えられる。
斜方輝石では、このような糸状高分子が無数に繊維状に束ねられている。
モデルでは35mmスチロール球を、橙色に塗ってマグネシウムイオン、黄緑色に塗っ
て鉄(U)イオンとした。
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2枚の陰イオンのシートのセット2つの間に、1価の陽イオンのカリウムイオンが挟み込
まれている。このカリウムイオンは上下2枚の陰イオンのシートの相手をするわけだから、
正四面体のひとつおきに配置し、正三角形の中点に接近していると考えられる。そうする
と黒雲母の組成式は
K(Mg、Fe)2(AlSi3O10)
となる。ところが現実はさらに複雑である。正しい黒雲母の化学式は
K(Mg、Fe)3(AlSi3O10)(OH)2
なのである。つまり(Mg、Fe)(OH)2 分だけ増えている。これは2価の陽イオンが
形成するシートにおいて、六角形の中心の空洞に同じ陽イオンを組み込んだ方が安定な構
造になるためであろう。そしてそれとイオン結合する2つの水酸化物イオンは上下の陰イ
オンのシートの六角形の空洞の中心に組み込まれていると考えられる。
このように黒雲母では、陰イオンのシート、2価の陽イオンのシート、裏返した陰イオ
ンのシート、1価の陽イオンのシートがくり返し積み重なった層状になり、このためよく
知られているようにへき開という性質を持つのである。
モデルでは同じ35mmスチロール球をピンク色に塗ってカリウムイオン、紫色に塗っ
て水酸化物イオンとした。本来それぞれのイオン半径は異なっているが、一稜が40mm
の正四面体の高さに一致する35mmのスチロール球に統一すると、モデルの組み立てが
容易になるからである。どのみち正四面体の中の、共有結合する酸素原子や酸化物イオン
の大きさも考慮できていないのである。
生徒に以上のすべてを語ることは難しい。層状鉱物の素朴なイメージが湧けばよいであ
ろう。
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この組成式は
SiO2
となる。このような鉱物がリンケイ石である。これは立体的に網目状の骨組み構造鉱物であ
る。
リンケイ石では酸素原子は2つのケイ素原子の中点にあり、その結合角は180°
である。水晶はこれに似た構造であるが、結合角が通常の酸素原子の範囲にあり、ねじれ
た結晶構造になってより安定化している。
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2)はさみとプリットのりを準備する。
・塩ビ板
厚さ0.5mmで600×720mmのものを2枚
次のように万能ばさみで切断する。
@まず300×720mmに切る。
A300×230mmを11枚切り取る。
B300×80mmを2枚
300×40mmを2枚を切り取る。
厚さ1mmで300×910mmのものを3枚
大型カッターナイフで深い溝を付け、溝を机の端に合わせて折って割ることによって、
次のように切断する。
@300×109mmを2枚
A300×47mmを3枚(この1枚を47×111mm2枚にする)
B300×230mmを4枚
C300×175mmを3枚
(この1枚を175×232mmと175×68mmにする)
D300×133mmを3枚
(この1枚を133×232mmと133×68mmにする)
参考 1)定規、万能ばさみ、大型カッターナイフを準備する。
2)他には組み立てのために、黄色ビニールテープと木工用ボンドを準備する。
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b)黒雲母
@台紙を利用して0.5mmで300×230mmの塩ビ板に、最初の図のように21個の
正四面体を木工用ボンドで貼り付ける(4セット作り、ひとつは説明用に利用する)。
Aそのうちの3枚のシートは、下図のように六角形の空洞の中心に7つずつ合計21個の
紫色スチロール球を木工用ボンドで貼り付ける。
B台紙を利用して、別の0.5mmで300×230mmの塩ビ板に、上図のように橙色ス
チロール球14個と黄緑色スチロール球14個を交互に木工用ボンドで貼り付ける。
Cさらに別の0.5mmで300×230mmの塩ビ板に、次ページの図のようにピンク色
スチロール球10個を貼り付ける。
D厚さ1mmで300×230mmの塩ビ板2枚(輝石と同様、こちらを内側にする)と
300×175mmの塩ビ板2枚で、黄色ビニールテープで角柱をつくり、175×
232mmの塩ビ板で口の開いた箱にする。
E箱の口を横にして、始めに陰イオンのシート1つを、酸化物イオンの頂点を上にして差
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し入れる。
F次にその上に、2価の陽イオンのシートを塩ビ板を下にして乗せる。このとき陰イオン
のシートの上を横滑りさせるとこすれてスチロール球がはがれやすい。奥に差し入れて下
に降ろすようにする(以下同様)。
G続いて新しい0.5mmで300×230mmの塩ビ板を差し入れる。
Hもう1枚の陰イオンのシートを、酸化物イオンの頂点を下にして差し入れる。
Iカリウムイオン(ピンク色)のシートを塩ビ板を下にして乗せる。
Jさらに新しい0.5mmで300×230mmの塩ビ板を差し入れる。
K残った陰イオンのシートを、酸化物イオンの頂点を上にして差し入れる。このとき箱の
天板が上に膨らむようにして、スチロール球が天板とこすれてはがれないように注意する。
L最後に厚さ1mmで175×68mmの塩ビ板とビニールテープで封印する。
注意:G〜Kでは、陽イオンと陰イオンの位置関係に留意して差し入れる。
c)リンケイ石
@台紙を利用して0.5mmで300×230mmの塩ビ板に、最初の図のように21個の
正四面体を塩ビ板の上面下面交互に木工用ボンドで貼り付ける(2セット作る。これはモ
デルから簡単に取り出せるので、説明用のシートは作らない)。
参考:上面を貼り付けたら乾燥するのを待って、下面を貼り付ける。
A厚さ1mmで300×230mmの塩ビ板2枚(輝石と同様、こちらを内側にする)と
300×133mmの塩ビ板2枚で、黄色ビニールテープで角柱をつくり、133×
232mmの塩ビ板で口の開いた箱にする。
B1枚のシートを差し入れ、新しい0.5mmで300×230mmの塩ビ板を差し入れ
る。
Cもう1枚のシートを、頂点が共有されるように差し入れる。
D最後に厚さ1mmで133×68mmの塩ビ板とビニールテープで封印する。
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