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98A−271
差出人:沢田 史郎
送信日:99年3月1日
件 名:仲間にいれて下さい
みなさん こんばんは 沢田です。
やっとメールが送れるようになりました。どれだけついていけるかわかりませんが、私も仲間に入れて下さい。学校では生徒とトンボ玉作りをして遊んでいます。
どうかよろしくお願いします。
98A−272
差出人:鈴木 久
送信日:99年3月1日
件 名:アルケ事務局通信No55
アルケミストの会のみなさん 事務局の鈴木です。
家に着いてしばらくしたら大阪の沢田さんより電話を受けました。鳥取さんの追悼文をメールで送ったが
届かないかとのこと。しっかり届いておりました。
沢田さんのニフティーのアドレスは、KGD01257だそうです。アルケMLもいよいよ加入していない方の方の方が少なくなってきましたね。沢田さんよろしく。
(後略)
98A−273
差出人:鈴木 久
送信日:99年3月2日
件 名:アルケ事務局通信No56
アルケのみなさん こんばんは 事務局の鈴木です。
先程、林さんのメールで沢田さんのことが触れられていました。
(中略)
沢田さん。これがアルケミストMLの初めての受信になるのでしょうか?みんなで応援します。大阪大会の時にはお世話になりました。
98A−274
差出人:山本 喜一
送信日:99年3月2日
件 名:銅が水酸化銅(U)になる反応の電位
沢田さんが加入されて、ますます仲間が増えましたね。よろしくお願いします。
以前、林さんから、下の二つの反応より、銅が水酸化銅に変わる反応の電位の計算について質問がありました。私なりに考えみて、藤田さんのやり方でよいのではないかと思いました。ご検討下さい。
2Cu(0H)2 +2e- → Cu2O +2OH- + H2O・・・T
E=ー0.08Ov ΔG=-2*-0.08*F
(2Cu(0H)2 +2e- → 2Cu2O +2OH- + H2O ではありませんよね。)
Cu2O +H2O +2e- → 2Cu +2OH-・・・U
E=ー0.358v ΔG=-2*-0.358*F
TとUを合わせてみますと、
2Cu(0H)2 + 4e- → 2Cu + 4OH-
となります。この時の自由エネルギー変化(ΔG)を電位に直すには、やはり4e-の4で割って
E=-ΔG/(nF)=-0.876/4=-0.219v
でよいと思います。
98A−275
差出人:野中 直彦
送信日:99年3月2日
件 名:もう一度おたずねします
前回、Internet Explore 4.0をインストル−ルしたらおかしくなりました。四ケ浦さんへは化け文字でとどいたようです。
この2月26・27・28日と全国選抜スキ−競技(ノルディック)の役員で鈴蘭高原にいっていました。
帰って来てIE4.0をアンインスト−ルして、すこし軽くなりました。私のコンピュ−タのCPUは486です。もうすこし我慢します。
分煙について
1年前まで、たばこをぷかぷか吸っていたのですが、今はやめました。
現在、職員室での喫煙が苦しくてしかたがありません。寒いので、暖房が効いてい
る部屋でぷかぷかやられて、窓をあけるたびに、寒いといってしかられる。ここは
、唯一の喫煙所だとばかりに、あちこちの小部屋からやってきて、たばこをすって
空気をよごしていく姿にたえられません。みなさんの職場では、分煙はどうなって
いるのでしょうか。環境ホルモンどころではないような気がしてなりません。
98A−276
差出人:野中 直彦
送信日:99年3月3日
件 名:喫煙室の設置か?
皆さんからもらった返事やE-mailの友達からもらった
http://www.health-net.or.jp/
から得た資料をもとに、今日の反省職員会議に
「職員室は公共の場だから禁煙に」
「ダイオキシンより危険な受動喫煙」
「北海道ではすでに禁煙、長崎では喫煙室がある」
と訴えたら、どうやら外にプレハブの喫煙室を作ってくれるようです。みなさんのご協力に感謝します。
ただ50〜75%の人が1年以内に喫煙を再開するというデ−タもある「野中さん、あれほどのことを言ったのだからもうたばこは吸えませんね」と、この職員会議の場が、私の喫煙の絶縁宣言になってしまいました。
ところで、鳥取さんの一言集から発展して、アルケ通信の中で「気体は酸性」というのがありました。そう、気体でアルカリ性はアンモニア以外にあまり聞いたことがありません。青酸カリがアルカリ性だったかな。たばこの資料を先のホ−ムペ−ジで捜していたところ
主流煙と副流煙とでは含まれる成分が異なり、主流煙は酸性なのに対して
副流煙はアルカリ性で刺激が強く、発癌物質などが多く含まれている。
たしかに煙にリトマス紙をあてるとアルカリ性です。主流煙と副流煙で酸性・アルカリ性の違いは何なのでしょうか。
また、そのホ−ムペ−ジの資料では、喚気の必要性を訴えていました。煙はフィルタ−のついた機会でとれるが、一酸化炭素はとれない。たばこの煙がないところの空気のCOは2ppmところが、煙が蔓延した職員室ではCOは8〜33ppm住居ではCOは15〜60ppmになるというのです。この資料が欲しい方は野中まで連絡ください。B4で12ペ−ジになります。
98A−277
98A−278
差出人:野中 直彦
送信日:99年3月3日
件 名:新学習指導要領?
なんかぐちゃぐちゃという感じです。本当の意味で「教えるに値する理科教育」を考えなければいけないと思うのですが、一度教科書そのものから離れて自然と物質に人間という目を通して、見ることも必要なようなきがします。
みなさんは、どうお考えですか。
98A−279
差出人:鈴木 久
送信日:99年3月4日
件 名:アルケ事務局通信No57
3月3日きょうは町井さんからハガキで届きました。
みなさん忙しい中ありがとうございます。
98A−280
差出人:林 正幸
送信日:99年3月6日
件 名:授業プリント「酸化と還元、および電子のやり取り」
こんばんは、林です。
前のメールでも書いたように、授業プリントの2つめを作成していました。ちょっと時間を取られました。やっとホームページに掲載しましたので、意見・感想を聞かせてもらえれば幸いです。そして気持が乗ってきて、来年度の化学の始めの部分の「元素と原子」に着手しました。今は比較的時間が取れる時期ですのでチャンスです。
ところでアルケミスト「メーリングリスト」の中での時間の流れは早いですね。ちょっと離れているとどんどん話題が通り過ぎて行ってしまいます。
野中さん、喫煙室の設置が決まりよかったですね。あなたのがんばりに加えてインターネットの力もありますね。そして遅ればせながら、愛知ではほとんどの高校に喫煙室があります。
山本さん、相変わらずよく勉強していますね。2月28日付けメール「社会の中の化学」で次の引用がありました。
<引用>
・環境エネルギー問題と化学 鳥井弘之(日本経済新聞社)
『かつて水素エネルギーが注目を浴びた時代があり、水の熱分解の研究がブー
ムになった。・・・水を電気分解しても、高温で熱分解させても・・・必要なエ
ネルギーは同じことになり・・・メリットはない。・・・しかし、いかにも熱分
解に本質的な利点があるような議論が横行し、国も大きな開発プロジェクトを組
んだ。』
<以上>
水素エネルギーに関してはエネルギー保存則を忘れた話ではないと思います。たとえば自動車の燃料に水素を使えば都市の大気汚染の問題が改善できるということです。
それから翌日のメール「環境憲章99」で山本さんが次のように書いていますが
<引用>
こういう新聞報道を読みますと、環境問題や化学物質の害のこと
を考えないと、企業が生き残れなくなってきているという感じがするのですが、
皆さんいかがでしょうか?
<以上>
日刊工業新聞を読んでいると、企業の環境問題に対する意識はかなり高くなっており、ISO14000の取得など具体的に動いています。もちろん、「生き残り」、「ビジネスチャンス」という面はありますが、かってのたれ流しのままというのは少ないです。私としては企業の積極面と共同して環境問題を捉えていこうと考えています。授業もその立場で構成します。
そして話は変わって、3月2日付けメール「銅が水酸化銅(U)になる反応の電位」についてはご指摘のとおりです。私の思い違いで、藤田さんの計算のとおりでした。
そして山本さんの2月22日付けメール「アルカリイオン水の電位」についてです。確かに酸化還元電位の計算は水のイオン積
[H+]×[OH-]=10-14
を絡ませればできます。しかし「アルカリイオン水」がどれくらい還元力があるかということが問題になれば、その水が電子を与える能力が問われます。電気分解が終わって水素が抜けてしまったイオン水は次のようには電子を与える反応を起こすことができません。
2OH- + H2 ―→ 2H2O + 2e-
そうではなくて次の反応が関係します。
4OH- ―→ 2H2O + O2 + 4e-
そしてこの酸化還元電位は低いのですが、それは還元力が小さいことを意味します。どうして「アルカリイオン水」が活性酸素を退治すると言えるのでしょうか。
ではまた。
(後略)
98A−281
差出人:藤田 勲
送信日:99年3月7日
件 名:主流煙と副流煙について
今晩は。藤田です。
野中さんの「主流煙は酸性、副流煙はアルカリ性」について調べてみましたので紹介します。主流煙と副流煙のpHは各々ほぼ6と9だそうですが、これがどうしてかを考えてみました。皆さんのご意見を聞かせてください。
主流煙は大きく息を吸い込んだ時の煙ですから、酸素を多く含む分だけ酸化的に燃焼した、燃焼温度の高い煙です。これに対して、副流煙の方は先端での自然燃焼で、主流煙に比べて還元的で、より不完全燃焼した燃焼温度の低い煙であろうと思われます。このため、同じタバコの燃焼でも主流煙の方は副流煙より木タールが少なくなります。タールの中の酸性成分はフェノール、クレゾールなどの有機酸です。また、木酢液と称される揮発性の液体成分も生じていると思われますが、還元的な副流煙にはアンモニアやメチルアミンなどの塩基性ガスが多く、酸化的な主流煙には酢酸などの酸性成分が多いものと思われます。さらに、タバコが本来持っている塩基性のアルカロイドである、揮発性のニコチンも副流煙の方が多くなっています。
つまり、「主流煙は酸化的な煙、副流煙は還元的な煙」という観点で見れば、「主流煙は酸性、副流煙はアルカリ性」ということがほぼ説明できるのではないでしょうか。
参考までに主流煙と副流煙の成分表(mg/本)を載せておきます。『喫煙指導の本』(高橋裕子、保険同人社、1998)と『おもしろい粉のはなし』(名古屋俊士、日刊工業新聞社、1991)を参考にしました。
主流煙 副流煙 副流煙/主流煙
タール 10.2 34.5 3.4
ニコチン 0.46 1.27 2.8
アンモニア 0.16 7.4 46
一酸化炭素 31.4 148 4.7
二酸化炭素 63.5 79.5 1.3
窒素酸化物 0.014 0.051 3.6
フェノール類 0.228 0.603 2.6
98A−282
差出人:山本 喜一
送信日:99年3月7日
件 名:アルカリイオン水の電位について
こんにちは、山本です。
野中さんの喫煙室を作らせた活躍は、野中さんの熱意とインターネットの成果ですね。綿アメづくりで空き缶のコーティングに目を付けたところといい、水俣病に授業といい、野中さんも「化学や化学物質の影」を意識した実践が多くなりましたね。
林さんから再度コメントが寄せられたアルカリイオン水の電位についてですが、おっしゃるように
2H2O + 2e- = 2OH- + H2
の式は使えないでしょうね。私の頭には、電気分解した直後の水というイメージがあったので、上の式を持ち出してしまいました。
ただ、アルカリイオン水の電位が
2H2O + O2 + 4e- = 4OH- (E=0.40V)
の反応で求められるとすれば、OH-が増えれば増えるほど、電子を放出しやするなるはずですから、還元力は強くなるのではないでしょうか?この辺のところで、四ヶ浦さんが2月13日付けで書かれた「電位が低い水」という表現と、林さんの認識にずれがあると思います。
四ヶ浦さんの表現 (低) (高)
酸化還元電位 ..-3..-2..-1..0..+1..+2..+3..
林さんの表現 (高) (低)
だと思います。
2H2O + O2 + 4e- = 4OH- (E=0.40V)
の反応の電位を、pH=7のときと、pH=14のときのものを、ネルンストの式から求めてみますと、それぞれ0.82V、0.40Vになりますから、アルカリの方が+の小さな値になります。電気化学的には、林さんのように言うのだと思いますが、アルカリイオン水の電位を「低い」と本に書いている人(あるいは四ヶ浦さんにそう言った人かも知れませんが)は、単に+の値が小さいといっているのだと思います。
それから活性酸素とアルカリイオン水との関係ですが、はっきり言って私も?です。活性酸素というのはH2O2だけでなく、O2^-イオンとか、一重項酸素分子、OHラジカルなどもあるようですから、還元力が大きい(逆に言えば酸化力が弱い)アルカリイオン水が、それらとどう反応するのか説明できないのではないでしょうか?そして何よりも、前にも書きましたが、アルカリイオン水を飲んでも、胃液でpH調整されてしまうと思うのです。
98A−283
差出人:山本 喜一
送信日:99年3月7日
件 名:家庭用燃料電池
今回のアルケの資料の中に、野曽原さんが燃料電池についてコメントを寄せています。21世紀の早い時期に、各家庭に1台ずつ燃料電池が設置され、それで電気がまかなえるかも知れないというものです。同じような記事が、2月27日の日本経済新聞にも載りました。内容のポイントをならべてみます。
燃料電池で、ガスから発電し、廃熱も暖房に利用する。送電線も使わないから、総合効率は発電所の倍。燃料電池自動車を開発している自動車業界も、友軍になっているほか、松下電器なども開発に参入しているため、電力業界は苦境に立つであろう。温暖化防止という点からも、燃料電池は優位。
環境問題の暗い話題が多い中で、一筋の明るい光のような気もしますが、もし、燃料電池が原発に取って代わり、ガソリン車の代わりに燃料電池自動車が走るようになったとしたら、文句なく喜べるのでしょうか?20世紀は、石油や石炭が環境を壊すエネルギーだったとしたら、21世紀は燃料電池がその役目を果たすのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
この前「原発はなぜ危険か」田中三彦(岩波新書)という本を読みました。原子炉格納容器や原発を設計するときの安全係数などについて、面白いことが書いてありますが、最後の方に、原発に対する考え方として次のようなことが述べられています。
<引用開始>
原発には「安全なら良いのか?」という、もっと基本的で、もっと長期的な問
題があると思う。今日の核エネルギー利用や原発に象徴されているある種の価値
を、今後もわれわれが受け入れていくかどうかという問題である。そしてそれ
故、原発に異を唱えることは、実は、自らの生き方を問い直すことであるだろ
う。例えば、もし今後も今日のライフスタイルの特有の”快適さ”をわれわれが
追い求めるというなら、「原発こそふさわしい」かも知れない。
<引用終わり>
原発反対を唱えると、生活していくエネルギーをどうするのか、という反論が必ずでてくるのだが、エネルギーをあまり使わない生活スタイルを目指すのか、それとも今のようなエネルギーづけの生活を続けるのか、それが基本的な問題だと述べています。
なお、この本の中には、佐藤さんのメールや盛口さんのアルケ資料にあるような「近代科学批判」も書かれています。
<引用開始>
デカルト、ニュートン以後今世紀初頭までの「近代科学」を支え、推進してき
たものは、世界を精密な機械と見なす「機械論的世界観」だった。またその”機
械”の探求の手法は、対象を構成要素という「断片」に分解し、全体の性質を要
素に還元して説明しようとする「要素還元主義」であった。近代科学は、機械論
的世界観と要素還元主義を両輪に据え、それをフルに回転させながら、驚異的な
発展を遂げたのである。
しかし、今世紀最初の四半世紀に物理学の世界に登場した二つの革命的な理論
−−「相対性理論」と「量子力学」−−は、・・・(中略)・・・それまでの機
械論的世界観を破棄し、非因果的、確率論的世界観を受け入れることをせまっ
た。・・・(中略)・・・
このように、自然科学の世界は今質的に大きな変化を遂げつつある。にもかか
わらず、一方ではかつての近代科学の世界観と手法が、依然としてわれわれの思
考や行動の方式に深い影を落としている。・・・(中略)・・・今日学校で教え
られている自然科学の視点は、いまだに17世紀のそれであって、けっして現代
の科学の視点ではない。そうした科学教育を通して、子供たちは分解や分析的手
法を唯一正当な思考方法であると考えるようになる。
<引用終わり>
近代科学の思想が「機械論的世界観」だとすれば、納得できる文章ですし、科学教育に言及した部分は大きな示唆を与えてくれると思います。でも、近代科学を機械論と決めつけて良いのでしょうか?唯物論、弁証法的な理解があると思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?
それに、盛口さんの書かれた「近代科学の誕生、発展、死」は、「近代科学は機械論だ。だからだめなんだ。」というところからスタートしたものの、いつの間にか「科学そのものがだめなんだ。」にすり替わっているような気がします。こんなことを書いていて、今更ですが、盛口さんはメールをやっていませんから、こうやって盛口さんの知らないところで話題にするのはフェアーではありませんね。もうやめます。
98A−284
差出人:野中 直彦
送信日:99年3月8日
件 名:たばこの主は酸性、副はアルカり
藤田さんから返事を頂きました。ありがとうございました。
副流煙には、酸性とアルカリの両方があって、やや酸性がよわくて、アルカリ部分を体が吸収してしまうということなんでしょうか。それだけ、体が、たばこのアルカリ部分を持っていくと考えたら毒をとっているんですよね。私は、職員会議の発言の中で、私たちが、「口にするもののほとんどが酸性で、アルカリ性は体によくない。先日も、岐阜圏内の工業排水で、アルカリ性がやや強いために、魚が浮く事件がありました。受動喫煙で、そんな副流煙をすわされる私たちの健康を害していくことに気がついてください」といいました。
98A−285
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