差出人:山本 喜一
送信日:97年7月13日
宛 先:鬼塚 野中 林
件 名:気体が発生するときの白い煙について
野中さんのメールの中に、気体が出るときの白い煙についての質問がありました。
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> あと、このマグネシウムと水蒸気で水素が発生するまえに白い煙がでます。
> 同様に亜鉛と硫酸やら、亜鉛と塩酸を加えて、水素が発生する前に白い煙が
> 生じて、今から水素が発生します。という合図のようにでてくるあの白い煙は
> 何でしょうか。
>
亜鉛と希硫酸(希塩酸)が反応するときは、水素ガスが出ている間ずっと、白い煙が出ていませんか?もしそれなら、水素ガスの泡が溶液の表面ではじけるとき、希硫酸(希塩酸)の飛沫が飛び散って、白い煙を作っているんだと思います。水素を発生させる実験で、生徒はよくその白い煙を水素ガスと勘違いして、レポートに「水素は白くて、むせるような臭いがある」などと書いてきます。
水酸化ナトリウムを水に溶かすとき、白い煙が確認できなくても、刺激的な臭いが出ることがあります。「化学と教育」によれば、あれは、水酸化ナトリウムを溶かすことによって、溶液の温度が上がると、気体の溶解度が下がり、溶けていた酸素が細かい泡になって発生し、水酸化ナトリウムの飛沫をとばすためだそ
うです。