差出人:野中 直彦
送信日:97年6月18日
宛 先:鬼塚 林 山本
件 名:ダイオキシンについて
猛毒のダイオキシンが各地の一般廃棄物焼却場から出ていると報道されています。厚生省が4月に全国の一般廃棄物焼却場を対象にしたダイオキン排出濃度の調査結果を発表しました。厚生省ガイドラインの暫定基準値を超えた焼却場が72ヶ所もありました。産廃の焼却場からもダイオキシンは出ますが、排出調査も行われておらず野放し状態です。
ダイオキシンは有機塩素化合物の1種で、正式名称をポリ塩化ジベンゾダイオキンと言います。ベトナム戦争でアメリカ軍が使った枯れ葉剤に含まれ、それによって多くの奇形児が生まれたことは有名です。催奇形性や発がん性などがあり、人類が生んだ最強の毒物とも言われています。
一般廃棄物については、厚生省が既設の焼却場は80ナノグラム以下、新設の焼却場は0.1ナノグラム以下に抑えるというガイドラインを示しています。ただし、@法律や政省令による規制はではないのです。産廃の焼却場については、ガイドラインもありません。