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09A−041
差出人:藤井 信洋
送信日:10年3月8日
件 名:エステルの実験について

藤井です。
(中略)
このメールは主に吉田先生からのご意見へのお返事です。  吉田先生のおっしゃるとおり、確かに匂いを嗅いでいるうちにわからなくなります。それに1時間の実験で合成して調香してというのは時間的に無理だと思います。それにまともに最後まで教科書の範囲を終わらせることを考えると、エステルのところでここまで時間をとるのはバランスがよくありません。そのため、来年度にむけてこの人工香料の内容を授業に組み込む案として以下のように考えています。
@総合学科なので、「科学特論」という講座があります。分野を問わず、いろいろ面白いことをやってみようという授業ですので、そこで、1時間目:エステルの合成,2時間目:調香 という週(2単位もの)をつくる。
A入試で化学が不要になった3年生の授業で@の要領で楽しんでもらう。
B2年生の授業では実験の日に班ごとに異なるエステルを合成してもらい、それを検尿の容器(学校にたくさん余りがある)に入れて保存する。後日教室で一通りの匂いを嗅いでもらった後に目の前で私が数滴ずつ調合し、「何の匂いやと思う?」と順番にまわす(予想所要時間20分)。
C代表的なエステル(単品でもやや香りのいいもの)の合成を実験で体験してもらい、実験の最後に調香済みの溶液で、前でイミテーションドリンクを作成する。
 今年度についてはお試しでAの方法で調香だけしてもらいました。確かに「そこまで時間をかけてまで…」と言われると説得力に欠けます。しかしながら自分としては実際のレシピを入手したこともあり、高校の実験室でできる程度の簡単なことで生徒に「あ、いつも飲んでるジュースと同じ香りや!」と思わせることができたら化学薬品の有用性およびちょっとした怖さ(絵の具の色水も飲みたくなってしまう)を伝えることができるのではないかと思っています。(実際自分も、よく飲んでいた清涼飲料の「アップルティー」は敬遠するようになりました)吉田先生の酢酸オクチル(みかん臭)も是非試してみます!
 これからもご意見お願いします。    


09A−042
差出人:林 正幸
送信日:10年3月19日
件 名:科教協レポートづくり

こんにちは、林です。
 この間の寒さも、春の訪れを妨げることはできません。散歩をしていると早咲きの桜がたくさんの花を付け、雌を呼ぶ雄きじの甲高い鳴き声が聞こえます。
 まず藤田さん、3月30日の「野曽原さん・杉山さんを囲んで飲む会」の一応の終了時刻を知らせてください。帰りを含めて新幹線のチケットを買っておきたいのです。
 そしてチンダル現象の続きです。0.2%二クロム酸カリウム水溶液は、数日静置してそのままレーザー光を当てると、ほとんど光路が見えませんでした。そして振り混ぜると再び光路がよく見えるようになりました。いたづらの主な原因は、水溶液に含まれる微粒子(沈降していたわけだからコロイド粒子より大きい)のためでした。これだけからすると青空は主に凝結核によるレイリー散乱ということになりますが、本によっては空気中の窒素や酸素分子としているものもあります。どちらがメインなのでしょうね。ちなみに30倍に薄めた水酸化鉄(V)のコロイド溶液は、放置しておくだけで沈でんしました。電解質濃度が薄過ぎて、コロイド粒子が十分に帯電できないためでしょう。
 3月6,7日には先進科学塾で「化学平衡の新たなイメージ〜化学的変化はどちらに向かうか」という講座を開きました。このテーマでの始めての本格的な実践でしたが、勉強になりました。そしてそれに勢いを得て科教協兵庫大会に向けて「レポート・化学平衡の新たなイメージ」をつくってしまいました。今年は岡田さんに続いて2番目の速さかな。改めて狙いのわけを書いたのですが、やっと化学平衡と化学熱力学の間がスッキリできたと感じました。そしてホームページにも掲載しました。
  http://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/masa/nc2-18-2.htm
そこにも書いたのですが、これは30年来の私の課題なのです。皆さんのご意見を聞きたいものです。
 そして6月にも「溶解と溶液の性質」(仮題)で講座を開くことになり、ちょっと忙しくなります。これは講座プラン(先進科学塾のテキストではない)としては9割以上できているのですが、ミョウバンの結晶づくりが残っています。かの米澤さんにして5割の成功率だそうで、ミョウバンの季節があるそうです。それなら私としては「徐冷装置」なるものをつくってみようと思い立っているのです。マイコン制御で人工的にゆっくり温度を下げます。これが成功すれば、季節を選ばないだけでなく、その日のうちに結晶を持ち帰れるようになるかもしれません。
 ではまた。


09A−043
差出人:高橋 匡之
送信日:10年4月15日
件 名:野曽原さんと杉山さんを囲んで飲む会

アルケミストのみなさんへ
 新年度もスタートしました。今年は1年生と3年生を担当することになり、3年生は、「金の授業」、1年生は「イオン捜し」でスタートしました。どちらの授業も成功したと思います。やはり、最初の出会いが勝負かなという気がします。私の場合は、自己紹介用の「浮きでる文字」の準備、そして、純金箔と洋金箔をOHPに貼る作業、そしてプリントの印刷などの準備を、土曜日に学校へ行ってやりました。月曜日の1時間目がスタートだったからです。3年生も1年生も反応は上々でした。特に1年生からは、自己紹介の時に拍手をもらい、その後のイオン捜しもとても楽しく授業させてもらいました。こんな楽しい授業ばかり続くはずはないのですが、とても楽しく過ごさせてもらいました。残り2年の教員生活の、思い出に残る授業となりました。
(後略、写真略)


09A−044
差出人:藤田 勲
送信日:10年4月15日
件 名:RE:野曽原さんと杉山さんを囲んで飲む会

 高橋さん、「飲む会」の写真、ありがとうございました。あの時の楽しかったひと時が思い出されます。
 さて、新学期のスタート、高橋さんは3年生は「金の授業」、1年生は「イオン捜し」のようですが、わたしは「ロウにアタック」です。火責め、水責め、油責めから始まる、例の盛口さんの切り口です。私はここにモクロウ、ミツロウ、ゲイロウを登場させてロウの生物にとっての役割を考えさます。すでに何度か大会で紹介したヤツです。昨年は生物オンリーだったので、初回は気合を入れすぎていささか空回りでした。生徒は目を丸くしていました。それでも、モノを前にして語れるというのは化学の強みですね。
 アルケの皆さん、神戸で再びお会いしましょう。


09A−045
差出人:林 正幸
送信日:10年4月29日
件 名:徐冷システム

こんにちは、林まさです。
 はじめに吉田さん、今日アルケ通信の資料を送りました。明日には届く予定です。
 そこにも書いたのですが、4月は家内のアメリカのペンフレンドとその友人がホームスティしました。その前後も含めて2週間ほどすっかり理科教育ワールドから離れていました。23日に帰国したのですが、頭を切り換えて日常に復帰するようにしています。
 前のメールに書いた徐冷システムですが、完成し試運転をしています。装置の理屈は簡単で、箱にリボンヒーターとファンを取り付け、温度センサーをセットします。マイコンによって、温度を検出して予定の温度を下回ればリレーをオンしてヒーターで加熱するというものです。しかし現実はやや複雑でした。空気だけの場合はスタート温度を維持することも、計画的に温度を下げることも、簡単な手直しで実現したのですが、水の入ったコップを置くとスタート温度を維持できなくなりました。空気の温度をスタート温度よりかなり高くしないと水の温度がスタート温度を維持しません。そこで水の温度がそうなるように温度センサーを補正します。ところがコップの数を増やすとまた手直しが必要になります。スタート温度を変えても再補正しねばなりません。そして徐冷を始めると、すこし遅れて水の温度が下がっていきます。これは結晶づくりには支障はありません。こんなわけで発想を変えてこのシステムを利用する必要がありそうです。明日は愛知理科の会が林ラボでありますので、明後日から実際の結晶づくりに取り組もうと考えています。
 もうひとつ、6月の先進科学塾に向けて導電率計を製作できないか検討することになりました。しかしすでにいくつか事例を紹介してきた私の電源・デジタル表示装置に搭載することは難しそうです(できればスマートなのですが・・・)。結果はオッシログラフで表示する形で実現するように挑戦中です(もし駄目なら1個1万円ほどの市販のメーターをいくつか購入するしかありません。高いなあ・・・)。
 実は名古屋市科学館が改装で9月から3月まで閉館し、その間先進科学塾もできません。そこでチャンスと、熱力学に比べて不足している構造化学の勉強をすることにしました。手元にある「原子価と分子構造」(丸善)から始めましたが、これまで積んでおいただけあって、難しいです。何かよい本があれば紹介してください。
 ではまた。


09A−046
差出人:林 正幸
送信日:10年5月2日
件 名:導電率計

こんにちは、林です。
 この3日間、実験に集中です。おかげで導電率計の見通しが立ちました。これは3000Hz程度の交流をつくり、ステンレスくぎでつくった電極を水溶液に浸けて、どれくらい電流が流れるか調べます。1万円程度の商品の計測範囲は0.0〜20.0mS/cm(ミリシーメンス毎センチメートル)なのでこれを実現しようとしてます。始めはオッシログラフを使ってと考えていましたが、これはかなり回路が面倒になることが分かり、何かないかと探していたら、手元に交流電流が計測できるデジタル・マルチメーターがあるではありませんか。昔人間の私は長年アナログ・テスターを愛用してきたので、そちらに目が向かなかったわけです。交流は電圧が変えられるように設計していたので、mA単位の電流計の読みがそのまま導電率になるように、調節できました。うまくすると市販品より正確にできるかもしれません。電極を含め試作品を完成させて点検しようと考えています。幸い化学便覧には導電率のくわしいデータがあります。
 他方で結晶づくりは3日連続失敗です。1日目は水溶液の体積が半分近くに減り、要するに送風しているのでどんどん水が蒸発してしまうわけです。これはラップを被せ輪ゴムで留めて解決しました。それでも成功しない理由が見つかりました。今回のやり方は、30℃の飽和溶液100gにミヨウバン5gを加えて加熱溶解します。これが飽和溶液になる温度は41.4℃なので、43℃になったら種結晶を吊して序冷システムの箱に入れます。ところが30℃まで序冷してもほとんど結晶ができません。なんと30℃で飽和溶液になっていないのです。飽和溶液というのは、本腰を入れないとできないようです。
 ではまた。


09A−047
差出人:林 正幸
送信日:10年5月19日
件 名:導電率計その後

こんにちは、林です。
 吉田さん、アルケ通信3号を受け取りました。ありがとうございます。
 さて導電率計ですが、当初の思い通りとは行きませんでしたが、一応収束させました。ひとつは電極の金属が計測に影響を与えます。ステンレス、銅、真ちゅうと試してみましたが、真ちゅうがよりましでした。白金板は高すぎて手が出せません。
 商品の電極にかかる電圧は数mVと低く、それで問題をカバーしている可能性がありますが、私のエレクトロニクス技術ではちょっと扱いづらい領域です。
 9種の水溶液について化学便覧のデータと比べたのですが、塩化リチウムと、とくに水酸化カリウムが小さ過ぎます。硫酸マグネシウムは大き過ぎる。そしてもともと小さいのですが、酢酸の導電率が検出できません。ただし商品も、硫酸マグネシウムに限ってはもっと悪い結果になっています。
 そこで先進科学塾に向けて、お金の都合で商品をあと2台だけ購入することにしました。そして残りは事情を話して私の自作の計器を使ってもらうことにします。
 ミョウバンの結晶づくりの徐冷システムも、いまだよい結果につながっていません。第1のミスは、常温の飽和溶液100gにミョウバン5gを加えて溶解したときの、飽和溶液になる温度の計算式が間違っていたのです。これは情けないことですが、間違いが発見できたことは良かったです。
 装置をある温度にして水溶液を入れると、水溶液の温度の方が下がってしまう(空気は下がらない)という問題もありました。この原因はファンで空気をかき混ぜているため、蒸発が盛んだったためです。容器にラップを被せてほぼ解決です。それに装置の内壁にアルミ箔を貼って、放射による熱の散逸を防ぎました。
 でもでも結晶はうまくできません。いま考えているのは、ファンの振動がよくないようなので、徐冷開始とともにファンを止めることです。
 そして6月の先進科学塾が迫って来ています。とりあえず昨年秋に工夫した方式(断熱容器での放冷)を改良することに頭を切り換えようとしています。
 ではまた。


09A−048
差出人:野中 直彦
送信日:10年5月22日
件 名:名古屋の先端科学セミナーほか

 岐阜の中日新聞にも、林さんの「先端科学セミナー」の案内がででいて、すごいなぁと思いました。
 ところで、廃油から、デーゼルエンジンの燃料をつくりさいに、グリセリンが結構でてきますが、これが、真っ黒なんです。この真っ黒なものを取り除いて、透明なグリセリンにする方法はありませんか。活性炭で、除去できなかったのです。ねばいグリセリンのろ過も大変でした。
 また、H24からの理科のカリキュラムは、どのような案がありますか。工業なので、1年で人間と自然 2年で 基礎化学か基礎物理の選択 3年で大学進学者は物理というのがいいかと考えていますが、。・・・?
 とんぼ玉の製作はがんばっています。


09A−049
差出人:林 正幸
送信日:10年5月24日
件 名:結晶づくり

こんにちは、林です。
 野中さん、お久しぶりです。岡田さんの話によると、名古屋市立高校の部活顧問のための講習会の中で、とんぼ玉づくりの講習のために、奥さんと一緒に名古屋に来ることになっているそうですね。時間があればそのときにお目にかかりたいです。
 中日新聞に載った先進科学塾の記事を、私は目にしていません。取材に応じた科学館の山田さんから話は聞いたのですが・・・。いずれにしても仲間と共に7年頑張ってきたおかげでしょう。そしてそのためか、高校生の参加がすこし増えました。
 結晶づくりですが、あれこれ失敗を重ねる中で、気付いたことがあります。私は今までゆっくり温度を下げることによってゆっくり結晶を成長させるのがポイントと考えていました。ところが徐冷システムを使って数時間かけて温度を下げても、その段階では結晶はまだ小さくて成長途中なのです。通常のやり方の場合では、断熱容器で静置しても、温度は1時間ほどでほぼ室温にもどりまずが、その段階では結晶は成長していません。
 そこで改めて考えてみました。溶液は過飽和状態になっており、その中で種結晶の表面で時間をかけて再結晶化が起こる。種結晶の表面は小さいし、結晶化速度もきっと遅いのだ。大切なのは、ほどよい過飽和状態を保ち、振動などを加えず、つまり急速な結晶化が起こらないようにして、時間をかけて待つことである。このためには室温の飽和溶液に結晶を加え過ぎず、また静置する間に温度が下がり過ぎたりしないように注意することがポイントではないだろうか。徐冷システムも、1時間ほどで温度を下げ、その後は1日くらい温度を維持すればよいのではないか。最初のもくろみは数時間できれいな結晶をつくれないかということでしたが、そもそもこれは無理な相談のようです。
 自作の導電率計の方も、新しいアイデアが浮かびました。それで成功するかどうか分かりませんが、こちらは先進科学塾に間に合うように取り組んでみたいと思います。
 ではまた。


09A−050
差出人:林 正幸
送信日:10年7月2日
件 名:新しい回路で導電率計づくり

こんにちは、林です。
 振り返ると1ヶ月以上、メーリングリストにメールを送っていませんでした。6月5日と13日に2回先進科学塾「溶解を調べる・溶液を調べる」を開いたのですが、自作の導電率計も結晶づくりの改良も間に合いませんでした。前にも書いたように導電率計は市販品で切り抜け、結晶の方もそれなりにはできました。そして初めて取り組むには難しいかと思っていた自作の高精度温度計を使った凝固点降下の実験は、それなりの結果が出て私自身が驚き、評価もされました。この実践も機会があれば報告しようと思います。
 さてこの後すこし力が抜けました。目にひどい炎症が起こり、点滴を3日も受けました。医者から「疲労が蓄積している」と注意されました。心臓の不調が感じられたこともありました。しかし幸いこちらは検査をして医者に「さしたる問題は起こっていない」と言われました。
 こんな中で、このままでは終われないと新しい回路で導電率計に取り組みました。そして昨日、うまく計測ができそうという所まで来ました。前は方形波を発振させて交流に変換していたのですが雑音が多く、今度はサイン波にしてみました。トランジスタの本に載っていた回路をそっくりまねしました。そして水溶液にかける電圧を、前は1Vでそれがトラブルの元に思えたので、今度は市販品ほどではありませんが50mVに落としました。検出は、前は交流電流でしたが、今度は水溶液に直列に入れた小抵抗(1Ωくらい)の電圧を増幅して交流電圧を調べることにしました(電流は小さいので無理)。電源が雑音源になっていることも分かり、それをコンデンサーで抑えました。手元によい交流電圧計がないのでオッシログラフで検出しましたが、きれいな波形が得られ、いくつかの水溶液の結果も期待通りになりました。後は電圧計(デジタルマルチメーター)を入手して点検するつもりです。ただしこの計器は、マルチメーターが手元にないと市販品の方が安価・簡単になります。つまりこれは私の意地の結果です。
 これに対して結晶づくりの方は、まだ先が見えません。放置する間、底をわずかに電気加熱して過飽和溶液を上昇対流させ、結晶化の速度を上げる試みをしましたが、まだ良いか悪いか分かりません。
 明日と明後日(3,4日)は、「科学の祭典」です。今年は「色の行き帰り」というテーマで4つの実験をやります。MOLの会の取り組みですが、スタッフは7名とにぎやかです。
 科教協兵庫大会は「化学平衡の新たなイメージ」でレポートします。司会の方は相変わらず引き受けています。アルケナイターは「イオンの電気泳動」を紹介するつもりです。これは6月26日の東海ブロック実験広場でも紹介したものですが、塩化カリウム水溶液を寒天で固め、その表面でイオンの移動を観察します。電圧は18Vで、簡単・安全です。アルケ合宿にも参加します。皆さんと会えるのが楽しみです。
 吉田さん、アルケ通信4号の資料、今回は少ないのですが、数日内に送ります。
 ではまた。


09A−051
差出人:四ヶ浦 弘
送信日:10年7月4日
件 名:化学分科会にレポートお願いします

皆さんこんばんわ。四ケ浦です。
 吉田さん、事務局ご苦労様です。あっという間に一年ですね。さて、私の参加申し込み(葉書を発送したのですが)は届いているでしょうか?よろしくお願いします。
 さて、これからしばらく科教協委員をやらせて頂くことになりました。どこもそうだと思うのですが、石川も大会後、事務局長の山本さんが病気で倒れられたり、会計の篠田さんが、早期退職されたりで、困った状況です。このままじり貧になるのはイヤなので、全国にもっとつながることで自覚的に北陸ブロックを元気にしていけないかと思った次第です。ということで、昨日科教協委員会に参加してきました。なかなか面白かったです。
 まもなく大会ですが、化学分科会にレポートが9本しかない状況です。アルケでは岡田さん、林さん、私の3人かな?他の分科会で吉田さんも報告されるようですね。皆さん、化学分科会のレポートと司会をぜひお願いします。早急に申し込んで頂ければと思います。というようなことを言わなければならないようになってしまいました。これは、あまり楽しくないなあ。

<追伸 7月5日>
 四ケ浦です。おはようございます。
 現在レポートを申し込まれている方の中に阿部さんを加えて下さい。失礼しました。他に抜けていた方はありませんか?


09A−052
差出人:藤田 勲
送信日:10年7月4日
件 名:RE:化学分科会にレポートお願いします

四ヶ浦さん、ご苦労様です。
 レポートのこと、登録するのでしたね。全く忘れていました。ここのところ、どの学校もそうでしょうが、大変忙しくて倒れそうです(?)というわけで、発表の「こころ積もりはあったのですが、手続きを忘れていたしだいです。米沢さんからも連絡があって、事の次第に気づいたというわけです。
 アルケのナイター発表、分科会化学レポートの発表、それからお楽しみ広場、すべて参加予定ですのでよろしくお願いします。


09A−053
差出人:山本 喜一
送信日:10年7月5日
件 名:私も発表します

山本です。
 私もこの前の土曜日に化学分科会の発表を申し込みました。それから、吉田さん遅くなって申し訳ありませんが、アルケのナイターとアルケの合宿にも参加しますので、よろしくお願いします。
 藤田さんのメールのように、本当に毎日忙しいですね。今年は大学の予約奨学金の係になって、土曜日は1日中仕事をしていました。学校にいる時間だけでは仕事が終わらないですね。


09A−054
差出人:
送信日:10年8月10日
件 名:RE:遅くなりましたが

こんばんは澤田です。
 私も申し込んでいなくて、昨日觜本さんから叱られました。化学分科会は米澤さんと澤田が担当することになっています。レポート、司会ともアルケの皆さんよろしくお願いします。
 吉田さん アルケ合宿、ナイターともお願いします。職場の若い先生でそういう機会があれば行って見たいという人がいるのですが合宿に参加は可能でしょうか。


09A−055
差出人:林 正幸
送信日:10年7月24日
件 名:近況報告

こんにちは、林です。
 前に書いた導電率計のニューバージョンは、誤差が2%以下で市販品に負けない結果になりました。ただし水素イオンだけが少し大きめの数値になります。私としてはこれでよしと考え、データを採り、見栄えのよい「完成品」を作り始めました。
 ところが7月10日の朝、この日は科学館に行く予定でしたが、突然胸の痛みに襲われました。痛みは小1時間で収まりましたが、これは普通ではないと病院に行き、主治医がすぐに手配してくれて、昼過ぎにはカテーテル検査、続いてステント挿入手術を受けました。心筋梗塞でした。幸い対応が早く、すぐに詰まった血管も拡げられたので、心筋の壊死は少なく、これまでと同じように生活できることになりました。一病息災とはこのことです。私は心臓が悪いので、このような事態が起き得るという認識がありました。主治医には私の状態を日頃から把握していてもらえたわけです。
 入院は8日間でしたが、後半は体調も回復し、本が数冊読めました。その中で湯浅著「反貧困」(岩波新書)は、日本の現在をよく見つめた考えさせられる本だと思いました。ちなみに立松著「道元禅師」も読み始めました。上・下で1100ページもあり、彼の生涯とその教えを書いたものです。時代の流れや仏教の成り立ちも分かり面白いのですが、そして退院してからも読み続けたのですが、分かったような分からないような説話や禅問答が続き、あと1/4を残して放棄しました・・・。
 現在は新しい薬の量を加減するために週1回通院です。この薬のため納豆が食べられなくなります(残念!)。そして科教協大会やアルケ合宿は、すこし自重しながら、お付き合いができると思います。
 ではまた。


09A−056
差出人:吉田 耕三
送信日:10年7月25日
件 名:近況報告をお願いします

アルケ会員の皆様へ
 暑中お見舞い申し上げます。アルケ事務局の吉田です。猛暑が続く中、お元気でご活躍のことと存じます。  さて昨日、本年度最後のアルケ通信を発送しました。発送作業しながら、思いついたことがあります。本年度のアルケの資料を送っていただけなかった人で、今度のアルケ合宿にもご欠席の方があるのではないかということです。
 それに該当される方にお願いがあります。8月6日のアルケ合宿までにぜひこのメーリングリストを使用して近況をお知らせください。お手紙またはFAXで事務局に送っていただければアルケ合宿で皆さんにお知らせします。よろしくお願いします。
 暑さが続きます。充分ご自愛の上、お体を大切にご活躍ください。


09A−057
差出人:野中 直彦
送信日:10年7月26日
件 名:RE:近況報告をお願いします

飛騨高山の野中です。
 今回の合宿は、欠席でお願いします。8月5日、6日と中学校の先生を対象にした、とんぼ玉講習会を以来され、開催することになりました。ラングサーム工房での講習会で、8月5日は図工部会で16人参加、8月6日は理科部会で20人が参加予定です。私だけの力では、何ともなりませんが、ほとんどプロに近い力を持っている妻に頼るところ絶大です。
 そして、8月6日、7日の夜に「商店街」での呼び物として、科学実験を子供たちにしてほしいとの依頼をうけ、今年も、「もちもちスライム」(今年は、蛍光塗料を入れてブラックライトで光らせよう計画中)とプラバンで子供たちと遊ぼうと思っています。もちもちスライムは、藤田さんの考案されたもので、材料を林ケミカルから仕入れるよていです。
 また、組会の支部の夏期教研で、7月31日に、ようこそ先輩?の本で紹介された、DNA模擬暗号解読をやる予定です。アルコールのパッチテストをやって、林正幸さんの「DNAモデルを作ろう」でDNAモデルを作って、最後に暗号解読をやる予定でいます。兵庫は近いし、とんぼ玉ミュージアムもあるので、参加したかったのですが、こちらのしがらみでいけません。
 高山にこられたときは、ぜひラングサーム工房によっていってください。陶芸の道は、まだ遠いです。

追伸
杉原さんへ
 杉原さん、元気ですか。鎌倉で、一緒にアジサイを見たことが、仲良くさせてもらうきっかけになったように思います、ところで、杉原さんの考案した「火の玉ダッシュ」の点火部分がよく破損します。改良していきたいとおもっていますが、あの部品のいけん管接続などの部品は、どこで手にはいるのでしたでしょうか。おしえてください。


09A−058
差出人:阿部 武徳
送信日:10年8月1日
件 名:近況報告にかえて

アルケ会員の皆様へ
 猛暑が全国を襲っていますがみなさま、お元気でしょうか。また、林さんの退院後は如何でしょうか。会員の皆さんには大変ご無沙汰しております。
 今年の科教協大会には、丸腰で・・・とも思ったのですがいつか埼玉の藤田さんからの「出さないなんて傲慢だ」という挑発を思いだし、「人の褌」ながらレポートさせて戴くことになりました。
 また、小中で理科の時間数が復活したと聞き、喜びながらもイオンの学習を従来通りの教科書焼き直しにとどめていたのでは、イオン概念を「国民のものに」など到底できないだろうなぁ・・・等と勝手に思いこみ、昨年の山本さんのレポートに触発される形で今回に臨みました。
 また、8月20日から和歌山にて、全教の教育研究全国集会に昨年のレポート「モルを盛る 比例計算のイメージ化」で参加して参ります。簡単な事柄なのに苦手にされてしまう生徒たちは被害者との視点から訴えてきたいと考えています。
 消費税負担分が、法人や高額所得者の税負担の肩代わりになるくらいのことが見抜けない有権者では情けないではないですか!! 沖縄を見て見ぬふりをするような大人が次代を担う子らに「いじめはいけない」なんて言えるんでしょうか!!!歯がゆくて仕方ない思いを綴ってしまいました。
 来年度の事務局に立候補しながらメールすら打たず怠け者の私ですがどうぞよろしくお願いします。合宿当日は、学校の説明会でゴミ拾いと受付、模擬授業(大気圧の実験)、施設案内のため残念ながら参加できません。吉田さんとは、現地で引き継ぎをしたいと考えています。
 昨年の合宿で一緒にやろうと言ってくれた埼玉の松本さんの連絡先をご存知の方教えて下さいますか? お願いします。
 では、まだまだ気候厳しい折、みなさま お元気で。


09A−059
差出人:野曽原 友行
送信日:10年8月2日
件 名:野曽原友行です

アルケミストのみなさんへ
 野曽原です。たいへんごぶさたしております。いつも最低限の義務も果たさず申し訳ありません。
 林さん、たいへんでしたね。いつもお元気なので心臓のことすっかり忘れておりましたが、やはりこの猛暑が関係しているのでしょうか。あまり根をつめないように仕事をしてください。
 さて私は定年退職後、「千葉大学高大連携企画室」というところで(火)(水)(金)の3日間働いています。時々SSHの出張授業に出かけたり、高校と大学の先生の共同研究会を運営したり、高校の科学クラブ研究を助ける装置や大学教員の斡旋、高校へ講師を派遣する手続き、ニュースの発行などの仕事をしています。教育実習に行く学生への事前指導もそのうちやります。これも「高大連携」なのです。
 と言っても現役時代に比べれば仕事量は半分以下で、そのため体重が落ちずに苦労しています。日に10キロ歩いても、授業3時間にはとても及ばないことがわかりました。
 仕事内容はガラッと変わりましたが、もともと順応性が高い性格なので大いに楽しくやっています。週わずか18時間のしばりは、何をやるにも十分な準備ができるのが嬉しいです。暇なときは勤務時間中ずっと科学論や環境問題を勉強し、また次のニュースのネタ探しなどやっています。周りの人たちの人柄はよく、みんな酒が好きで、とても自由な雰囲気です。
 そんな私たちの最大の仕事は「高校生理科研究発表会」の運営です。今年4回目になります。年々拡大し、昨年は発表数118件、参加高校生409名、一般168名という規模となりました。長く音楽関係や運動部の顧問をやり、大会で彼ら彼女らのエネルギーにいつも圧倒されてきましたが、それと同じエネルギーが「科学」の分野であふれていることに何とも言えぬ喜びを感じます。もちろん内容の出来不出来はいろいろですが、みんな目を輝かせて一生懸命発表する様子は、りりしく美しいものです。
 ご存じのように読売科学賞にしてもJSECにしても敷居が非常に高く、プレゼンの権利は最終選考に勝ち進んだごくごく少数グループに与えられるに過ぎません。これはとても残念なことです。私たちは、科学的研究とプレゼンの醍醐味をできるだけたくさんの生徒たちに感じてもらいたい。一言で言えばそのために集まっているチームです。
 ちょっと科学哲学めいた話をさせてください。科学的発見のために重要な要素は何でしょうか? それは長い間「帰納」(個別事例から一般則を推測する)と「演繹」(一般則から個別事例を導く)だと思われてきました。「検証」も帰納であることを考えれば、これはきわめて当然のように思われます。しかしアメリカの数学者で論理学者であるチャールズ・パース(1839〜1914)は、「発見」において最も重要なのは、帰納や演繹ではなく、個別事例から飛躍を伴って引っ張り出されるアイデアやひらめき、すなわち「アブダクション」(abduction)であると初めて主張しました。そしてアブダクションこそ人間の創造的な想像力が最も要求されるすばらしい営みであると述べています(アブダクションを訳すと「仮説形成」となり、ちょっと迫力に乏しい。アブダクションのままいきたい)。パースは100年早く生まれすぎたと言われる大天才ですが、彼の「アブダクション」の思想は現在広く認められつつあります。
 かりにも自然科学を学ぶのであれば、たとえ小さなことでもいいから自分の心で自然の秘密を想像する場面に立たせたいと思うのです。自然の真理を目の前にしたぎりぎりのところで生徒と一緒に想像をふくらませ、そしてダメもとで出したアブダクションが的中したときの喜びは何ものにも代え難い。そんな場面に生徒が「遭遇」できてこそ、私はほんとうの科学教育ではないか、と思うのです。そしてこの「遭遇」は、科学クラブを中心とした課題研究を抜きにしてはほとんど得られない体験です。
 しかし考えてみれば「個別事例から飛躍を伴って引っ張り出されるアイデアやひらめき」については、ずっと以前から盛口さんが、化学部の指導でいつもいつも強調してきたことではありませんか。それがいつしか私自身の血となり肉となっていったのです。
 生徒がなにか提案すると「そんな根拠はないだろ」とついつい帰納的に考えてしまうのが理科の先生ですが、「やってみなければわからない やってみればなにかがみつかる」と、常に詩的な想像力を大切にしてきた盛口先生はまさに現代のパースです。
 昨日、「科学の祭典」の科学技術館で、日本学生科学賞の入賞者による発表があり、安房高化学部も参加しました。実物の燃料電池を「忘れてくる!!」という大ヘマはあったものの、峰島さんの指導で、2年生部員にも「アブダクション」の伝統が脈々と受け継がれていることに大きな喜びを感じました。
 また授業をやりたい気持ちはもちろんありますが、しばらくは千葉大のチームで、「研究発表会」の指導と運営に力を注いでいきたいと思っています。明日、あさってはSSHの研究発表会が横浜であり、勉強と「私たちの研究発表会」への勧誘をかねて行ってきます。その後の報告会もあってアルケには参加できませんが、新しい環境で一生懸命がんばっていることを伝えることができ、吉田さんはじめみなさんに感謝しています。
 またそのうちお会いしましょう。どうぞお元気で。


09A−060
差出人:大場 健彦
送信日:10年8月2日
件 名:近況報告

 残念ながら,アルケ合宿に参加できません。持って行きたかった報告は,「口蹄疫ウイルスを考える」でした。4月に始まり,7月に終息した一連の流れの中で,
科学教育の観点から,
食農教育の観点から,
環境教育の観点から,
健康教育の観点から,
多くの示唆・教訓を得ることができます。
 テレビ録画を中心にして,授業プランを考えています。次回の機会に,発表したいと思います。
 科教協の盛会とアルケの皆さんの健康を祈っています。


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