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02A−016
差出人:山本 喜一
送信日:02年8月19日
件 名:金鉱をつくったのは細菌(2)

 四ヶ浦さん、さっそくのコメントをありがとうございます。私が紹介した記事は、残念ながら論文ではなく、雑誌のコラムのようなものです。参考文献も記されていません。でも、コピーして岡山に持っていきます。これをもとに、四ヶ浦さんから興味のある話が聞けるのではないかと思っています。それから、サンプル付き周期表と原発の話しも楽しみにしています。

02A−017
差出人:山本 喜一
送信日:02年8月19日
件 名:マイナスイオンの効果

 今日も資料の整理をしていました。マイナスイオンも科教協の大会で話題になりましたが、この記事を見つけました。千葉日報という地方紙にあったものです。
 それによりますと、マイナスイオンの医学的な効果は確かめられていないそうです。それに、イオンの数を測定するやり方もメーカーによって違うそうです。こうなると、何が何だか分かりませんね。この記事にもありましたが、それぞれのメーカーが自社の製品に付加価値をつけて、他社の製品と差を付けようとしてブームが始まったようです。ちょっと前、遠赤外線をうたった商品が氾濫したこともありました。マイナスイオンも、そのうち姿を消すんでしょうね。


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02A−019
差出人:山本 喜一
送信日:02年8月20日
件 名:マイナスイオンの効果(2)

 竹野さん、コメントをありがとうございます。二重盲検法で確認されなければ、科学的に正しいと実証できないことがよく分かります。私が以前に紹介しました「健康食品ノート」(岩波新書)にも、二重盲検法の重要性が書いてありました。
 コメントの最後の方にありましたが、科学的に立証されていてもいなくても、それが健康によいものだと思いこんで使っていることによって、健康が増進されるということは大いにありえますね。それで健康になっているのであれば、他人が「科学的に効果がない」などと言ってみてもはじまるものではないですね。人の健康問題は物質的、生理学的な面だけでなく、精神的な影響もありますから、化学や生物学を越えて考えなければならない問題なのでしょう。


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02A−022
差出人:林 正幸
送信日:02年8月20日
件 名:新しいホームページの連絡

こんにちは、林です。
 いくつか苦労がありましたが、ホームページを新しいプロバイダーにアップロードしました。URL(アドレス)は次のようです。
    http://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/
そしてアルケミストの会のページは次になります。
    http://www.water.sannet.ne.jp/masasuma/alchemst/alchindx.htm
もちろんこちらは、今までどおりに私のページからも入れます。
 長い間WINDOWS95を、そして一部98を使ってきたのですが、どちらのパソコンもトラブルが避け難く、この際に4月に購入してあったXPに全面乗り換えしようとしています。とくに95と比べると随分と進化していますね。大きな荷物を引っ越すわけで、夏休みでないとできない仕事です。ビタミンCやマイナスイオンなど面白そうですが、もうしばらく時間がかかりそうです。
 ではまた。


02A−023
差出人:野中 直彦
送信日:02年8月21日
件 名:トンボ玉制作

 今年もトンボ玉制作にでかけました。8月17日、18日瑞浪市のサイエンスワールドで1日目 130個 2日目170個を2人で作りました。
    改善点
@ 整理券を発行する。(そして今何番かを表示する)
A 準備かたづけを簡素化するためにも、会場でバーナー等を用意する
B スタッフを増やす。
  せっかく途中までうまくできているのに、バーミキュライトにいれる段階での不備があって残念だった。
C 安全面
  やけどなどのけがはなかったが、2人ほふぉ、鉛の蒸気のためか気分を悪くした子がいた。
  また、透明なパネルはあると安心できる。(制作過程を見る人のため)
D 次回は、さらなるバージョンアップでレース棒をうめるとんぼ玉でやってみたい。


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02A−025
差出人:山本 喜一
送信日:02年8月28日
件 名:複雑系

こんにちは、山本です。
 朝日新聞に、池内了氏(名古屋大学)の複雑系に関する文章が載りましたね。「欧州大洪水と地球温暖化」という副題がついています。氏は、こういう問題は科学の常套手段である要素還元主義では、解決できないと書いています。
 二酸化炭素の増加によって温暖化が加速され、砂漠化が進み、ますます温暖化を進めるという考えがあります。反面、温暖化によって植物が繁茂し、光合成が盛んになることによって、二酸化炭素は減少するという見方もあります。また、温暖化によって水蒸気が増え、雲が増えて太陽光を反射するので、温暖化はおさえられるという考えもあります。
 これらについて、池内氏はこう考えます。「これらの考えのひとつひとつは、その部分においては正しい。しかし、それらは一面をとらえているだけであって、地球がますます温暖化するかどうかについて証明できたわけではない。」
 私もそう思います。二酸化炭素と地球温暖化のような問題では、考えるべき要素がたくさんあります。その中から、単純に2つか3つの要素にしぼって(還元して)、温暖化を論じることはできないでしょう。では、科学では温暖化の予測はできないのでしょうか?温暖化に限らず、たくさんの要因がからみ合う複雑系は、科学では解明できないのでしょうか?
 それに対して池内氏は、「科学的不可知論に陥るべきではない」と述べています。そして、明確な因果関係が証明できないことと、因果関係がないことは、同じことではないと言っています。つまり、ヨーロッパで起こった大洪水を、温暖化が原因であると証明することはできないけれど、温暖化が関係していないと断言することもできないというわけです。そして氏は、「疑わしきは罰する」という考えを原則にして、複雑系と人間との関わりを考えるべきだと結論しています。
 「疑わしきは罰する」という考えは、私も賛成です。しかし、そういう考え方をすることが、科学的不可知論に陥らないことなのでしょうか?私にはよく分かりません。例えば、温暖化のような複雑系は、科学では扱えない、人間には答えが得られない現象だ。自然とはそういうふうに、人間には不可知だ。だから、なるべく二酸化炭素などを出すべきではない。という考えも、(不可知論から)導き出せます。  私は、不可知論については、なるべく退けたいと思っています。温暖化についても、生態系の変化についても、人間は何らかの知見を得るだろうと思います。しかし、このまま二酸化炭素を出し続けていったら、どういうことが起こるかについて、今の科学は明確な見通しを語れません。ではどうすうるか。やはり、「疑わしきは罰する」ですね。
 生徒たちは、今の科学で解明できないことは何もないような印象を持っています。しかし、今の科学に限界があること。限界を超えたものについては、「疑わしきは罰する」という考えを持った方がいいことを教えたいものです。
(後略)

02A−026
差出人:林正幸
送信日:02年8月31日
件 名:複雑系も解明しよう

おはよう、林です。
 もう夏休みも終わりですね。今回の休みはひとつにはプロバイダー廃業に振り回されました。しかし災い転じて福となす。使用するパソコンを最新のWINDOWSXPに切り替えることができました。これは「来年度に」と考えていたことです。プリンターもA3まで印刷できるものを購入しました。まだ環境は十分には整っていませんが、清々しい気分で仕事ができるようになりました。
 そして今回の休みはもうひとつ、自分の部屋(新しい家と古い家の)の整理もすることになりました。膨大な蓄積がありました。その大半は廃棄しました。そしてこんなに廃棄物を発生させながらでないと生きていけないのかと、我ながらあきれてしまいました・・・。ただしプリント類は捨てられませんでした。これは私そのものであるわけで、来年度からゆっくり見直してみるつもりです。
 こうしてすっきりとしてみると、夏休みも残り3日になっていました。昨日は休み明けのテストを2種類完成しました。新しいプリンターが威力を発揮します。そして今朝は5時に起きて1時間のウォーキングです。実は6月から土日はそうしているのです(平日は時間的に難しい)。アルコールもビールを大びんから500mlに切り替えました。しかし夏場はノー・アルコール・デイまでは無理です。これも退職後を見越した準備でもあります。
 さて山本さん、複雑系の問題です。私はあまり勉強できていないのですが、科学の進歩がやがてはそれを解明するのではないでしょうか。複数の要素の相互関連も解けない問題ではないと思います。そして温暖化のような問題は国際的に研究を推進する科学政策が必要です。
 「疑わしきは罰する」について。 武谷三男が「安全性の考え方」で、放射線に関してメリットとデメリットを総合判断すると書いていたと思います。しかしX線撮影なら個人で判断できますが、原子力発電となると立場の違いが出てきます。そして二酸化炭素の問題は、「疑わしきは罰する」で結論が出せるでしょうか。米国のように強い者勝ちも生まれてきます。
 それなら二酸化炭素削減の世論をどうつくりだすのか。温暖化に影響する可能性が大きいことは押さえておきたいと思います。もうひとつの視点は「持続可能な経済と生活」です。今のように石油、天然ガスそしてウランのがぶ飲みでは、持続可能は不可能です。人類は地球生命ですから、太陽からのエネルギーと地球が毎年生産できる資源がパイなわけです。これを守れば二酸化炭素も増加しないはずです。
 もちろん私は科学の力を信じています。温暖化のメカニズムも精力的に解明べきです。それを促す世論もつくりたいです。「科学は何のために誰のためにあるべきか」 これは教師にも可能な仕事です。
 ではまた。


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差出人:山本 喜一
送信日:02年9月1日
件 名:富山和子著「環境問題とは何か」

こんにちは、山本です。
 夏休みも終わりですね。この夏は、科教協大会へ行く準備と、8月後半にあった出前教研へ行く準備、それに、たまりにたまった資料の整理で終わってしまいました。2学期の授業のプリントもつくりたかったのですが、そこまでは手が回らず、明日からまた忙しくなりそうです。
 鈴木さんから紹介があった本ですが、たまたま本屋に寄ったときに見つけて、読んでみました。漁民が山に行って木を植えたという話は聞いていたのですが、農民もそうだったんですね。山を守ることが水を守ることになり、海を守ることになり、都市を守ることにもなる。だから、山村に住む人達が林業で生活できる国にすること、農民が農業をでき、漁民が漁業できる国にすることが大切だと訴えていますね。
 ちょっと前、自然保護と言えば、確かに手つかずの自然を残すことだといっていた人達がいました(今もいるかな)。そうではなく、自然のサイクルにしたがって仕事をし、自然の恵みを受けながら生活する山村の人達が自然を守っているという考え方が、この本で示されていますね。里山の自然が見直されていることを、思い浮かべました。
 これからも日本を科学技術立国として、世界との競争に打ち勝つ力をつけるべきだと思っている人達は、この本を読んでどう思うのでしょうか?


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差出人:山本 喜一
送信日:02年9月2日
件 名:富山和子著「環境問題とは何か」(2)

 リストラで社員が少なくなり、すれ違うたびに聞かれていた「ご安全に」というあいさつが聞かれなくなったという話は、私も四ヶ浦さんから岡山で聞いた気がします。私が去年見学した製鉄所では、市内のプラスチックゴミを高炉の還元剤に使っていました。また、洗濯機やテレビなどのリサイクルにも熱心でした。それらもやはり、国や市からの補助があるので成り立っている仕事だそうです。採算のとれない取り組みを企業として展開するのは、やはり無理があるという話でした。リサイクル社会を実現できるかどうかは、やはり国や地域の政策がものをいいますね。そういうことを研究する「環境経済学者」という大学の先生もいますね。


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