

太田市の北部、ある名刹。徳川家康が自分の始祖である新田義重を弔うため、慶長18年(1613)、呑龍上人を開山に迎えて建立した。
呑龍上人は増上寺で上人号を獲得し、仏教の伝道に熱心に努めたため、徳川家康をから絶大な信頼を受けていた。
太田市の中心地から、大門通りが大光院まで延びる。かつては門前町であり、道の両側には土産物屋が軒を並べる。
境内の入口には創建当時の吉祥門があり、境内の中央には雄大な本堂が建つ。その手前に植えられている“臥龍の松”は、樹齢約八百年と伝えられる。
本堂の脇には、呑龍上人を祀った開山堂が建立され、大光院のシンボルとして人々から親しまれている。
呑龍上人は、貧しい農民の子供を引き取り、手間のかからなくなる七歳ほどに成長させてから親の元に帰した。このように子供を大事にしたことから、“子育て呑龍”として親しまれ、現在では全国各地から多くの参拝人が訪れる。
後方の高台には呑龍上人の墓が造られ、その先は金山に続くハイキングコースになっている。
<巡礼案内>義重山 大光院(だいこういん) 新田寺(浄土宗)
本尊・阿弥陀如来、霊場観音・聖観音
〒373−0027 太田市金山町37−8
<納経所>同寺 TEL:0276−22−2007 ご朱印は、貼り付けるものもある。
