東上州三十三観音札所めぐり
東上州三十三観音札所めぐり



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明治時代、館林駅の南東にある遍照寺に合併された。遍照寺に伝わる“寺院本末帳”に、観音院が末寺として存在していたことが明記されている。

 館林駅から新宿一丁目という信号を目指して行く。街中の道は入り組んでいるが、遍照寺の案内板が出ているので、見つけやすい。

 遍照寺は鎌倉初期に新田氏の祖、新田義重が明和村に開基したと伝えられ、天正18年(1590)現在の地に移転された。北関東36不動尊の12番霊場にもなっている。

 南側に朱の色の山門が建つが、境内は広々としている。正面には雄大な本堂が、堂々とその威容を誇るように建っている(写真上)この本堂は寛延3年(1750)に再建されたもの。大正4年に瓦葺にし、昭和57年には、本堂をそのまま移転し、基礎が出来上がった元の位置に再び戻すという大事業が行われた。

 本堂の内陣に本尊の不動明王が祭られているが、その隣に榊原康政が信仰したという十一面観音が安置されている。

 かつては山門脇の観音堂に祀られていたが、お堂が朽ちたため、本堂内に移したという。境内には他に、鐘楼、大日如来像や修行大師像、聖観世音像(写真下)などが立ち、客殿、庫裡が並んで造られている。


<巡礼案内>高鑰(やく)山 釈迦院 遍照寺(へんしょうじ 真言宗豊山派)
 本尊:不動明王、霊場本尊:十一面観音
 〒374−0025 館林市緑町一丁目2番15号 TEL:0276−73−0937 住職:古茂田良哲

<納経所>同寺 TEL:0276−73−0937
 不動尊のご朱印ではなく、東上州の観音様のご朱印と一言添えたほうがよい。


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